内容
Vector Live Appとは
Vector iPadアプリは、Vectorデバイスで使用するために特別に設計されており、オープンフィールドコンソールから完全に独立してiPadから直接ライブデータを見ることができます。
動作環境
- Vector Device on Firmware 6.08 以上
- Vector Receiver on Firmware 6.08 以上
- Apple iPad - Wi-Fi (iOS 12.1 以上)
Vector Live開始にあたり
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インターネットに接続し、アプリストアから「VectorLive」をダウンロードします。
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Vector Liveアプリを開き、オープンフィールドクラウド/コンソールと同じログイン情報を入力し地域を選択します。 この手順を完了するにはインターネットに接続していることを確認してください。
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電源ボタンを約2秒間押し続けてベクターレシーバー(アンテナ)の電源を入れます。
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Wifi経由でベクターレシーバーをiPadに接続します。
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iPadで、[設定]-> [Wi-Fi]と進みます。
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Wi-Fiネットワークの名前は「CatapultReceiverxx」になります。xxはレシーバーIDで、レシーバーの背面に記載があります。
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受信機ネットワークを選択して、受信機の背面にあるパスワードを入力します。
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Vector Liveを開き、受信機の接続を確認します。 接続はアプリの右上隅にある緑色のアイコンで表示されます。 ベクターレシーバーのバッテリー残量もここに表示されます。
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ベクターレシーバーが接続されると検出されたアスリートの数が表示され、[アクティビティの開始]ボタンが強調されて選択可能となります。
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デバイスの電源をオンにします。 ビクターアンテナの ネットワークインジケーターLEDが水色で点滅 更に デバイスの超広帯域LEDが黄色に点灯していることを確認します。
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スタートアクティビティを押します
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アクティビティ名を入力し、ドロップダウンメニューから[関連付けられたチーム]をクリックして[アクティビティの作成]をクリックします。
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アプリの左上隅にある「+」アイコンを押して新しいピリオドを作成します。 ピリオドが作成されるまでアクティビティは開始されません。
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ピリオドタイムラインを選択し、ピリオドの「PIPアスリート」アイコンを押します。
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選択したピリオドに追加するアスリートを選択すると青に変わり、[適用]を押すと データが画面に表示されます。
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個々のピリオドを選択してそのピリオドのデータを表示します。 アクティビティバーを選択するとアクティビティ全体の累積データを表示します。 データは"タイル"、"テーブル"、または"心拍数"ダッシュボードで表示できます。 これらの各ダッシュボードの詳細については データダッシュボード Dashboards のセクションをご覧ください。
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[アクティビティの停止]ボタンを押すとアクティビティが終了されレビューモードが開始されます。レビューモードではピリオドとアクティビティの情報を確認し、CSVを出力し、アクティビティデータをクラウドに同期できます。
アクティビティをオープンフィールドクラウドおよびコンソールに同期する
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アクティビティが停止するとレビューモードに入ります。 このメニューから、[クラウドに同期]をクリックします。 インターネットから切断された状態で[クラウドに同期]をクリックした場合、iPadがインターネットに接続されて自動的に同期されるまでアクティビティはipadに保存されます。 同期を手動で行うには、[設定]メニューに移動し、[同期]を選択します。
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アクティビティがクラウドに同期されたら、コンソールに移動して fast sync.を完了します。 これにより、アクティビティ、ピリオド、アスリートの情報がクラウドとコンソールの両方に同期されます。
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アクティビティのデータを表示するには、デバイスをダウンロード してから、オープンフィールドコンソール[アクティビティ]メニューの中からアクティビティの日時を選択してください。
注:アクティビティの開始日時がアクティビティ名として付けられています。 -
Vector Liveアプリでレビューモードを終了するには、画面上部の[X]ボタンを押してプロンプトに従うことにより新しいVectorLiveセッションを開始できます。
ヒント: クラウドでアスリートの設定を変更したり、コンソールでデバイスマッピングを変更する時には Vector Liveを同期して、これらの変更がアプリで反映されていることを確認してください。
Open Vector Live -> Settings -> Sync
Multi Teamセットアップ
Vector Live iPad Appで複数のチームのアスリートをピリオドにPIPできるようにする方法:
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Vector Liveアプリの任意のメニューから、画面の右下隅にある[設定]をクリックします。
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チームをクリック
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アスリートを選択する各チームをクリックして、新しいアクティビティのピリオドにPIPします。
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メインの[設定]メニューに戻ります
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Doneをクリック
- 「新しいアクティビティ」を開始
データダッシュボード
Vector Liveには、次の4つのデータダッシュボードタイプがあります
- 縦棒グラフビュー-縦棒グラフの1つのパラメーターについてすべてのアスリートのデータを表示
- タイルビュー-最大3つのパラメーターのアスリートごとのデータを表示
- テーブルビュー-すべてのパラメーターにわたるすべてのアスリートのデータと条件付きフォーマットを表示
- 心拍数タイルビュー-アスリートごとの心拍数データを表示し、タイルビューに最大心拍数比値の%を追加します。
縦棒グラフダッシュボード
タイルビューダッシュボード
テーブルビューダッシュボード
心拍数タイルビューダッシュボード
グループの作成
この機能では、位置、トレーニングステータス他の情報から選択したアスリートグループ別にデータビューダッシュボードを作成できます。
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ダッシュボードビューのひとつから、[+グループの追加]をクリックします。
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[グループ管理]メニューから、[グループ名]テキストボックスにグループ名を入力します。
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[すべてのアスリート]の下に、グループに追加するアスリートの名前を入力します。
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名前の横にある[+]ボタンをクリックします。
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すべてのアスリートがグループに追加されたら、[保存]をクリックします。
データの出力
Vector Liveを使用すると、テーブルビューダッシュボードからCSVをすぐに出力できます。
この機能ではテーブルビューダッシュボード内のすべてのアクティブなパラメーターとアスリートのデータを出力します。 出力されるデータは選択したピリオドまたはアクティビティにも関連しています。 パラメーターピッカーからパラメーターとその順序を変更し、レポートのカスタマイズをすることができます。