PLAYERTEK+では、10個の量指標を計測することが出来ます。
Distance(走行距離)
Units(単位): メートル、もしくはキロメートル (m, km)
走行距離(歩行・走行を含めた)を使用し、セッションの量を計測するのに適した指標です。また、ここの選手が試合でどの程度、チームに貢献しているのか表す指標ともなります。
トップレベルのサッカー選手は90分間の試合で9km〜11kmを記録します。ラグビーでは、5km〜8kmほどで、ポジションによる影響がかなり強いです。GAAでは60分間の試合で5km〜10kmを記録します。
Sprint Distance(スプリント距離)
Unit(単位): メートル (m)
PLAYERTEK+では、デフォルト設定だと5m/s以上の走行をスプリントとして定義しています。
スプリントの距離は、ゾーン4と5の距離の合算値となります。
スプリントの距離が多ければ、多いほど高いサッカーのフィットネスを持ち合わせていると言われています。サッカーやGAAの選手は1000m以上をスプリントでカバーします。
Power Plays(パワープレー)
Unit(単位): 回数
パワープレーは、体重から計測された20W/kg以上の加減速・ハイスピード運動が1秒以上持続された場合にカウントされます。
パワープレーカウントは、身体的に負荷がかかる高強度運動が何度あったかを示す指標となっています。
Energy(エネルギー)
Unit(単位): カロリー (Kcal)試合や練習でのエネルギー消費量を計測します。こちらの計算では選手の体重が基本となり計算が行われ、サッカー選手では各試合約1500kcalを消費すると言われています。
Impacts(インパクト)
Unit(単位): 回数
加速度計は、3軸で1秒間に400回データを計測しています。このデータがインパクトを計測するために使用され、初期設定ではインパクトは5G(49m/s2)の運動として定義されています。インパクトは、歩行やランニング時の足の衝撃を除いた強度の高い運動の回数を表す指標となっています。
インパクト回数は、基本的には大きな衝撃(コンタクト)の際にカウントがされると言われています(ラグビーでの衝突やタックル)。
Sprints(スプリント)
Unit(単位): 回数
スプリントは、選手がゾーン4や5へ入り、2秒間以上スピードを持続した際の回数となっています。
Accelerations(加速度)
Unit(単位): 回数
加速度は、選手が閾値以上、且つ1秒以上持続した加速の回数を表します。
Decelerations(減速)
Unit(単位): 回数
減速は、選手が閾値以上、且つ1秒以上持続した減速の回数を表します。
HR Load(心拍負荷)
Unit(単位): 任意単位(AU)
心拍負荷は、各心拍ゾーンでの時間に決まった加重値を掛け合わせた指標です。高いゾーンであれば高いほど、加重値が大きくなります。
PLAYERTEK+では、下記4つのTRIMPゾーンを使用しています;
0 - 75% = 1.0
75 - 85% = 2.2
85 - 96% = 4.5
96 - 100+% = 9.0
% Time in Red Zone(レッドゾーンでの時間%)
心拍のレッドゾーン(ゾーン4と5)での時間が何%か表す指標となっています。これは、全体の練習時間からの%計算となっています。
注: インパクトデータの信頼性を上げるためには、ベストがしっかりとフィットしている必要があります。