アンカー接続概要:
ClearSky、または加速度計データモードをライブで使用するには、マスターアンカーとの接続が必要となります。
マスターアンカーとオープンフィールドがインストールされたPCとの接続はEthernetを通して行われます。
マスターアンカーとの接続を行う際には、カタパルトから提供されたIPアドレスの情報などが必要となります。
アンカーとの接続方法(スタジアムモード以外):
道具:
- Ethernetケーブル (PoEインジェクターが使用される場合には2本)
- USB/Ethernetアダプター
(USB/Ethernetアダプターが使用されない際には、IPアドレスはPCのEthernetポートから設定される必要があります。その他のアプリケーションが必要な場合には、インターネットへの接続等が必要になる可能性があります) - マスターアンカー
- PoEインジェクター (アンカー使用中に充電が必要な場合)
方法:
- PoEインジェクターへの接続、または電源ボタンを押すことによりアンカーの電源を点けます。詳細は、Charging the Anchorよりご確認ください。
- EthernetケーブルをアンカーのEthernetポートへと繋ぎます。
PoEインジェクターを使用中の場合には、ケーブルをインジェクターの'Power + Data Out'Ethernetポートへと繋いで下さい。 - USB/EthernetアダプターをEthernetケーブルの末端へ接続します。
PoEインジェクターを使用中の場合には、USB/Ethernetアダプターをもう一本のEthernetケーブルと繋ぎ、インジェクターの'Data/Lan In'のポートへと繋ぎます。
ステップ2と3の要約:
PoEインジェクターを電源と繋ぎ、Ethernetケーブル2本を使用し、次のように接続します。アンカーのEthernetポートと繋いだEthernetケーブルは、PoEインジェクターのPoEへと繋ぎます。もう一本のEthernetケーブルは、インジェクターのLANとPCのケーブルを接続します。こちらにより、アンカーを充電しながら、ライブの使用が可能となります。
*なお、ライブ中の充電が必要ない場合には、PCのEthernetポートからアンカーのEthernetポートへ1本のケーブルで繋ぎ、アンカーの電源をオンにします。よって、インジェクターの使用は必要なく、1本のEthernetケーブルのみの使用となります。
- USB/EthernetアダプターをPCへと接続。
USB/Ethernetアダプターが使用するマスターアンカー・PCと設定されていない場合には、以下の作業を行います: - Windowsアイコン横の検索ボックスにて、Control Panel(コントロールパネル)を検索します。
- ネットワークの状態とタスクの表示 > アダプターの設定の変更と進みます。
- USB/Ethernetアダプター接続を確認します(アダプターのブランドで見分ける、または'Ethernet'の接続となっているので、そちらによって見分けが可能)
接続を見つけることができない場合には、アンカーの電源がオンとなっていること、もしくはUSB/Ethernetアダプターが正常に動作しているかを確認してください(アダプターLEDの電源が点いている際には、点滅をします。また、アダプタードライバーがインストールされているかを確認してください) - ステップ7で見つけたEthernet接続を右クリックし、Property(プロパティ)を選択します。そして'Internet Protocol Version 4(インターネットプロトコルバージョン4)'をダブルクリックします。
- USB/Ethernetアダプターの固定IPアドレスをマスターアンカーへ適したものへと設定するため、'Use the following IP address(次のIPアドレスを使う)'を選択します。
- 適した固定IPアドレスを設定し、'OK'を選択します。注: カタパルトのスタッフによって、マスターアンカーに適切なIPアドレスは設定され、共有されます。
- ステップ10の作業を行うことで、'Please add a subnet mask(サブネットマスクを追加してください)'というエラーが出ます。こちらをOKとし、自動的にサブネットマスクを設定します。こちらの変更は必要ありません。
- インターネットプロトコルバージョン4のプロパティメニューから'OK'を選択し、IPアドレスの変更を行います。
アンカーの接続方法 (スタジアムモード):
Stadium Modeのガイドに沿って、設定を行なってください。